データ復旧を依頼する会社を選ぶ際の注意点

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データ復旧を依頼する会社を選ぶ際の注意点

 データ復旧を依頼する会社を選ぶ際のポイントは以下になります。どれも重要な項目になりますので、見積もりの依頼前に必ず確認しましょう。

1.復旧可能なデータリストを事前に提供してくれるか?

 見積書と一緒に、復旧可能なファイルリストを出してくれない会社への依頼は、どのデータが復旧できるか分からない状態のまま作業を依頼することになるので、避けた方が良いでしょう。設計図もないまま建築を依頼して、希望通りの家が完成するかどうかも分からない状態でお金を払うのと同じです。
 信頼できる会社、技術が高い会社は、調査結果の報告の際、必ず復旧可能なファイルリストと見積書を提出してくれます。データ復旧を依頼する会社を選ぶ時の一番の注意点は、見積もりだけでなく、復旧可能なファイルの一覧も事前に提供してもらえるか?確認を取ることです。
データ復旧可能なリストと見積もりは必須

2.最低料金の表示と大幅値下げに注意!

  ホームページに料金を掲載していても、「○○,○○○円~」といった最低料金しか記載をしていない会社が多数存在しています。最低価格しか表示していない会社に調査を依頼すると、最低価格とは程遠い、高額な見積もりを提示される可能性が高いので注意が必要です。「○○,○○○円~」などの最低価格しか記載されていない場合は、必ず上限価格を確認しましょう。
 データ復旧というサービスは媒体の障害状況により作業の難易度が変わりますので、調査後でないと正確な見積もりが分からないのも事実ですが、信頼できる企業であれば、障害状況ごとの上限価格も教えてくれます。
  調査を依頼した後の話としては、調査後の見積が高額だった場合にキャンセルしたい旨を伝えた途端、大幅な値下げをしてくるような業者は最初に法外な料金をふっかけている可能性が高いと思われますので要注意です。
  また、依頼や契約をせかすような営業トーク(○分、△時間以内に復旧依頼をしてくれれば・・・・や、今復旧依頼をしないと・・・・等)には更に注意が必要です。代表的な例としては悪徳リフォーム業者などがありますが、高齢者の消費者被害など社会問題にもなっている詐欺・悪徳商法(訪問販売や電話勧誘)によくある手口です。
データ復旧の料金を事前に確認

3.依頼する会社について事前に調べる!

 お金を払ってまで必要な個人データ、業務データの復旧を依頼するわけですので、依頼するデータ復旧会社について調べることは必要です。
サービス名称や社名でGoogle検索してみることをお薦めします。社名やサービス名称でGoogle検索した際に、「○○○○ ブラック」等マイナスイメージの検索候補が自動で多数出てくるような会社は注意が必要かもしれません。ただし、そういったネガティブな情報が本当かどうかは分かりませんので、よく調べてみることが重要です。
依頼する会社について事前に調べる

4.住所やビル名でGoogle検索してみる!

 データ復旧サービス業者の中には、マンションの一室だったり、自宅だったり、バーチャルオフィスやレンタルオフィスで受付だけしている企業や個人事業も少なくありません。
データ復旧は、専用の設備、専用のソフトウェア、技術者が必要なサービスです。データの復旧を依頼する前に住所を確認しましょう。
今はGoogleの住所検索で、航空写真を簡単に確認できます。
■Googleマップ:http://maps.google.co.jp/
住所に記載されている「ビル名+レンタルオフィス」 や「 ビル名 + バーチャルオフィス」等でGoogle検索するとすぐ分かります。
バーチャルオフィスのデータ復旧業者に注意

5.情報セキュリティの認証資格を確認!

  信頼できる企業は、プライバシーマークISO27001といった情報セキュリティの認証を取得しています。レンタルサーバーの顧客データが消失した問題で、データの復旧作業により、復元データの一部が同じ障害の影響を受けたユーザーのデータ領域に混在してしまい、情報漏えいが発生した件は記憶に新しいですが、個人情報の保護や情報セキュリティの資格を取得していない企業や個人事業者に大切なデータと精密機器を取り扱うデータの復旧を依頼するのは避けた方が良いでしょう。個人情報や機密情報の漏えいに繋がりかねません。
情報漏えいに注意

ライン ライン

データ復旧が必要な皆さまへ
データ復旧を依頼する会社を選ぶ際、何を基準に選ぶべきか、分からない方も多いと思います。そういう時は問い合わせをして、「事前に復旧可能なデータリストを見せてもらえますか? データリストを確認してから、復旧作業を依頼するかキャンセルするか決めることができますか?」と確認しましょう。事前に復旧可能なデータリストを提供してくれないサービスに依頼することはかなりの危険を伴いますので、避けた方が良いでしょう。