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CD-R/CD-RWとは、書き込み可能なCDのことです。
パソコンのデータや音楽データを記録するために利用します。

通常のCDは微細な溝を刻むことで、レーザーの反射率を変えてデータを読み出します。一方、CD-R/RWは色素をレーザーで変色させることで、反射率を変えてCDのようにデータを記録し、読み出しできるようにします。

CD-Rは一度だけ書き込みが可能で、レーザーで焼き付けるようなイメージです。一方、CD-RWはレーザーで色素の結晶構造を変えることで書き込みと消去ができるようになったものです。1000回程度書き換えが可能になっています。

CD-RもCD-RWも、レーザーでデータを記録するため、直射日光には弱いという特性があります。CD-R/RWの品質にもよりますが、長時間直射日光に当てると読み取りができなくなることがあります。

また、湿気にも弱く、色素がサビのような状態になることもあります。当然データは失われてしまいますので、データ復旧が必要になる場合があります。湿気の少ない冷暗所で保管すれば大丈夫というわけでもなく、長い間使用していなかったCD-R/RWを久しぶりに見ようとすると読めなくなったというケースが多くあるようです。そのため、長時間の保管には適さないと言われています。

意外と知られていませんが、CD-R/RWの記録層はラベル面(CDトレイに載せたときに上面になる側)に近い側にあります。記録面(トレイに載せたときに下面になる側)は保護層があり、多少傷がついても大丈夫ですが、ラベル面に傷がつくと、色素がはがれてしまい、データ復旧ができないケースも存在します。

CD-R/RWに何を書き込んだのかメモを取るためにラベル面に内容を書くことがありますが、その時にボールペンを使うことは厳禁です。ラベル面を傷つけてしまうことがあります。専用のペンが市販されていますので、それを使うといいでしょう。

気をつけていても大事なバックアップデータを保存したCD-R/RWが読み取れなくなってしまうことがあるかと思います。
そんな方のために、データ復旧のサービスが存在しています。データ復旧は読み取れなくなったCD-R/RWからでも、データを強制的に読み出してデータ復旧を行います。
調査後に、「データ復旧が可能なファイルリスト」を提供してくれる、安心して依頼できるデータ復旧の企業に依頼しましょう。

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