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RAID構成のHDDはうまく利用すると、大量のデータを安全に保存できるので、会社や個人の重要なデータなどを保存するのに適しています。
しかし、運用を間違えると大量のデータを一度に失うことになったり、失ったデータを取り戻すために高額のデータ復旧費用が必要になるので注意が必要です。
ここでは安心してRAIDのHDDを利用するポイントを紹介します。
■RAID 0は利用しない
RAID 0は「ストライピング」とも呼ばれるもので、複数台のHDDに分けてデータを書き込むことで、データの読み書きを高速化する技術です。たとえば500GBのHDDが2台のRAID 0だと1TB(1000GB)のHDDとして使用可能です。
2台のHDDの片方が壊れると全体のデータが失われます。つまり、通常のHDDの2倍の故障率になります。
データが多く記録される、アクセスが早いというメリットがあるため、一部のNASは、初期設定でRAID 0になっているものがあります。使用を開始するまえにRAID 1に変更しましょう。
■故障を放置しない
複数台のHDDに同じデータを書き込むRAID 1(ミラーリング)や、3台以上のHDDのうち1台を予備として使用するRAID 5の場合は、トラブルが発生しても障害の内容によってはそのまま使用可能であることがあります。
普通に使えるからといってこのまま使用するのは危険です。さらにもう一台のHDDが壊れるとデータ全体が失われることになります。
こういった場合、通常はエラーランプが点灯するので、ランプが点灯しているのを見たらまずは説明書を確認し、メーカーに問い合わせましょう。
一般的にRAIDは同じ時期に同じ工場で作られたHDDが導入されていることが多いので、故障するときは同時に故障しやすいといわれています。
HDDを交換後にRAIDの再構築を行うことになりますが、この時に障害が発生することもあるので、アクセス可能なうちにバックアップを取りましょう。
■なるべく冗長性の高い構成にする
冗長性のないRAID 0を使うのはデータ保護の観点から考えると論外ですが、冗長性のあるRAID 1やRAID 5でも、立て続けにHDDが複数台壊れた場合にはどうすることもできません。
2台までの故障に耐えられるRAID 6や、RAID 1+0を使うのがお勧めです。
業務用データであれば、「RAID 5のNAS2台をミラーリング(同期)する」といった構成にするのもいいでしょう。本体自体が冗長化されるので、RAID 6よりも安全性が高まります。
■RAIDでもバックアップを取る
いくら冗長性があるからと言っても、壊れたらデータを失ってしまいます。ミラーリングやRAID 5のHDDでも定期的にバックアップを取ることが重要です。
また、誤削除の場合は、いくらRAIDで冗長性を持たせても対策になりません。
RAIDのNASにUSB接続の外付けHDDを繋ぐことで定期的なバックアップが行える機種もあります。
数千円の追加投資が必要になりますが、データを失うことやデータ復旧にかかる費用を考えたら安い買い物だと思います。
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